〈工具アドバイザーが選ぶ〉家庭用メジャーおすすめ4選 測る物別の選び方も紹介

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家に1本置いておくメジャーは、冷蔵庫の置き場所を測る日もあれば、子どものウエストを測る日もあります。

金属のコンベックス3本と布のメジャー1本、合わせて4本を、測る物ごとに分けて紹介します。

この記事で紹介する家庭用メジャー4選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 タジマ 剛厚セフコンベG3ゴールド タジマ 剛厚セフコンベG3ゴールドロックマグ爪25 5mで天井まで1人で測れる Amazon楽天Yahoo!
2位 Jimjis メジャー 3m Jimjis メジャー 3m 体や布を測る柔らかいテープ Amazon楽天Yahoo!
3位 タジマ Gロック16 タジマ Gロック16 引き出しに入る3.5m Amazon楽天Yahoo!
4位 deeli メジャー 5m deeli メジャー 5m 1000円前後で5m Amazon楽天Yahoo!

家庭用メジャーの選び方は測る物で決まる

家庭用メジャー選びで最初に決めるのは、長さでも値段でもなく、何を測るかです。

家具や部屋を測るなら金属のコンベックス、体や布を測るなら布や樹脂のメジャーを選んでください。

形が決まったら、長さ、テープの幅、ロック、目盛の精度の順に見ていきます。

形:家具や部屋はコンベックス 体や布は布メジャー

コンベックスは、金属のテープをケースに巻き込んだメジャーで、ボタン1つでテープが戻ります。

テープが少し丸みを帯びていて、空中に伸ばしてもすぐには折れないので、床から窓枠まで、壁から壁までといった直線の長さを1人で測れます。

布や樹脂のメジャーは、テープがやわらかく曲がるので、ウエストや腕まわり、クッションの周りのような曲がった場所に沿わせて測れます。

反対に、布のメジャーで冷蔵庫の置き場所のような長い直線を測ると、テープがたわんで数字がずれます。

家で両方を測るなら、コンベックスと布メジャーを1本ずつ持っておくのがいちばん困りません。

長さ:家の中なら3.5mから5mで足りる

家の中で測るものは、ほとんどが3m以内に収まります。

たとえば、カーテンの丈、ソファの幅、冷蔵庫の高さは、どれも2m前後です。

部屋の縦横や天井の高さまで測るなら5m、家具と棚だけなら3.5mで足ります。

5mを超えるコンベックスはケースが大きく重くなるので、家庭で使うには持て余します。

テープ幅:1人で天井まで測るなら25mm幅

コンベックスのテープの幅は、16mmや19mm、25mmが多く出回っています。

幅が広いほどテープがかたく、空中に伸ばしたときに折れにくくなります。

床から天井までを1人で測りたいなら25mm幅、引き出しにしまえる大きさを優先するなら16mm幅を選んでください。

ロック:片手で測るならボタンで止まるタイプ

ロックは、伸ばしたテープをその長さで止めておく機能です。

ロックが無いと、手を離した瞬間にテープが戻り、もう一度伸ばし直すことになります。

片手で家具を押さえながら測る場面が多いので、家庭用でもロック付きを選んでおくと楽です。

精度:家具や家電を買うならJIS1級

コンベックスの目盛には、JIS(日本産業規格)で1級と2級の精度があります。

1級のほうが許される誤差が小さく、5mを測ったときの誤差は1mm以内に決められています。

冷蔵庫や洗濯機のように、置き場所との差が数cmしかない家電を買う前に測るなら、JIS1級の目盛を選ぶと安心です。

家庭用メジャーおすすめランキング4選

ここからは4本のメジャーを1本ずつ紹介します。

順位は、評価の高さと、家の中で測る物の多さに合うかどうかで決めました。

比べる項目 G3ゴールド Jimjis Gロック16 deeli
形 コンベックス 布メジャー コンベックス コンベックス
長さ 5m 3m 3.5m 5m
テープ幅 25mm 布テープ 16mm 記載なし
目盛の精度 JIS1級 記載なし JIS1級 JIS2級
部屋や家具の測りやすさ ★★★★★ ★★☆☆☆ ★★★★☆ ★★★★☆
体や布の測りやすさ ★☆☆☆☆ ★★★★★ ★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆
引き出しへのしまいやすさ ★★★☆☆ ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆

【1位】タジマ「剛厚セフコンベG3ゴールドロックマグ爪25」

タジマ 剛厚セフコンベG3ゴールドロックマグ爪25

タジマのG3ゴールドは、長さ5m、テープ幅25mmのコンベックスです。

上位に挙げられることも多いモデルです。

剛厚テープと呼ばれる厚めのテープで、空中に伸ばしても折れにくく、床から天井までを1人で測れます。

テープのかたさは、通常の1.5倍とされています。

目盛はJIS1級で、家電の置き場所のように数mmの差が気になる採寸にも使えます。

テープの先の爪には磁石が付いていて、スチールのラックや冷蔵庫の側面に爪をくっつけたまま手を離せます。

名前のセフは、テープが戻るときの速さを抑える仕組みのことで、勢いよく戻ったテープが手に当たるのを防ぎます。

正直に言うと、家の中で磁石の爪が役に立つ場面はそれほど多くありません。

それでも1位にしたのは、5mと25mm幅のおかげで、部屋の縦横から天井の高さまでこれ1本で測れるからです。

G3ゴールドで気をつけること
値段は3000円台で、4本の中でいちばん高いです。ケースも25mm幅の分だけ大きいので、キッチンの引き出しに入れておくと場所を取ります。家具の寸法を測る程度なら、3位のGロック16で足ります。

【2位】Jimjis「メジャー 3m」

Jimjis メジャー 3m

Jimjisのメジャーは、グラスファイバーとポリ塩化ビニルでできた、長さ3mの布タイプのメジャーです。

テープがやわらかく曲がるので、ウエストや首まわり、クッションカバーの周りのように曲がった場所をそのまま測れます。

表と裏に目盛があり、片面がcm、もう片面がインチです。

海外の通販で服や靴を買うときに、インチ表記のサイズと手元の寸法を見比べられます。

グラスファイバーが入っているので、何度引っ張っても伸びにくいのも布メジャーとしては大事なところです。

私は裁縫箱にこのメジャーを入れていて、子どもの体操服のゴムを替えるときにウエストを測るのに使っています。

3mあるので、カーテンの丈を測るときも、踏み台に乗って上から垂らせば床まで届きました。

値段は1000円以下で、4本の中でいちばん手に取りやすい価格です。

Jimjisで気をつけること
巻き取るケースが無いので、使い終わったら手で丸めてしまいます。テープが空中で立たないため、家具の幅や部屋の長さのような直線は、両端を2人で持つか床に沿わせて測ってください。

【3位】タジマ「Gロック16」

タジマ Gロック16

Gロック16は、長さ3.5m、テープ幅16mmの小さめのコンベックスです。

重さは155gで、キッチンの引き出しや工具箱のすき間に入る大きさなのに、目盛はJIS1級です。

私は家の工具箱にこのGロック16を入れていて、家具を買う前の採寸はほとんどこれで済ませています。

以前、洗面所に置く収納ラックを買うために、洗濯機の横のすき間を測りました。

すき間は幅24cmで、候補のラックは幅23.5cmだったので、5mmの差を読み取れる目盛でないと決められませんでした。

テープを伸ばしてボタンを下げるとロックがかかり、両手で壁と洗濯機の間にテープを当て直せます。

ケースは弾性のある樹脂のカバーで覆われていて、脚立の上から床に落としても割れませんでした。

テープの先の爪は少し前後に動く作りで、爪を壁に押し当てて測るときも、引っかけて測るときも、爪の厚みの分の誤差が出ません。

3.5mあれば、ソファやテレビ台、窓の幅のような家の中の寸法はほぼ測れます。

値段は1300円前後で、長く使う1本目としても、2本目の置き場所用としても買いやすい価格です。

Gロック16で気をつけること
テープ幅が16mmなので、空中に伸ばすと25mm幅のテープより手前で折れ曲がります。床から天井までを1人で測りたいなら、1位のG3ゴールドのような25mm幅を選んでください。

【4位】deeli「メジャー 5m」

deeli メジャー 5m

deeliのメジャーは、炭素鋼のテープを使った長さ5mのコンベックスです。

1000円前後で5mの長さがあり、テープは2mまでなら空中に伸ばしても立つとされています。

目盛はつや消しの仕上げで、窓の近くで測っても光が反射しにくい作りです。

レビューでは、水や錆に強い点と、数字が大きくて読みやすい点を挙げる声が見られました。

deeliで気をつけること
目盛の精度はJIS2級で、1位と3位のタジマより許される誤差が大きくなります。家電の置き場所のように数mmの差で決める採寸には、JIS1級のタジマのほうが向いています。

家庭用メジャーのメーカー別の特長

同じコンベックスでも、メーカーによって得意な作りが違います。

目盛の精度で選ぶならタジマ、値段で選ぶならdeeliかJimjisです。

タジマ:JIS1級の目盛と落としても割れにくいケース

タジマは、建築の現場で使うコンベックスを長く作っている日本の測定工具メーカーです。

今回紹介したG3ゴールドとGロック16は、どちらも目盛がJIS1級で、ケースを樹脂のカバーで覆った作りです。

Jimjis:1000円以下で布メジャーをそろえられる

Jimjisは、布や樹脂のメジャーを安く出しているブランドです。

色違いの商品もあるので、裁縫箱用と玄関用のように、置き場所ごとに分けて持っておけます。

deeli:1000円前後で5mのコンベックスを買える

deeliは、文具や工具を手ごろな値段で出しているメーカーです。

5mのコンベックスをできるだけ安く買いたいときの候補になります。

測る物別のおすすめ家庭用メジャー

家で測る物ごとにどの1本を選べばよいかを整理します。

引っ越しや家具の買い替えにはG3ゴールド

部屋の縦横、天井の高さ、搬入する通路の幅まで1本で測るなら、5mで25mm幅のG3ゴールドが向いています。

1人で測る場面が多い引っ越し前の採寸で、テープが折れないことが効いてきます。

洋裁や体のサイズにはJimjis

ウエストや腕まわり、布の寸法を測るなら、やわらかく曲がるJimjisのメジャーを選んでください。

コンベックスでは体のサイズは正しく測れないので、布メジャーは別に1本持っておくと困りません。

家具や家電の置き場所の採寸にはGロック16

引き出しに入れておいて、ラックや家電を買う前に置き場所を測る使い方なら、3.5mのGロック16で足ります。

JIS1級の目盛なので、数mmの差で入るかどうかを決める採寸にも使えます。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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