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バリューはどの会社も同じ?事業に効くバリューとは | STANDARDの代表が考える

2020年08月20日

バリューとは、会社として掲げるミッションを実現させるための行動指針、会社として根付かせたい文化の基本を言語化したものです。

近年、バリューを取り入れる企業が増えてきていますが、実際にはバリューはどのような効果があるのでしょうか。「バリューってどこの企業も同じようなものを掲げているのでは?」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。

今回は代表・石井に、バリューを取り入れるに至った経緯やバリューの効果について、インタビューしました。


石井大智 株式会社STANDARD代表取締役CEO 早稲田大学在学時より、製造業の効率化のための統計解析を学ぶ。東大生のメンバーとともに東大人工知能開発学生団体HAIT Labを設立し、学生AIエンジニア600人の集まるプラットフォームに育てる。AIエンジニアとしてDeep Learningによる医療解析の業務を複数社で経験し、現職。


ー会社のバリューとは、どのような存在だと考えていますか?

僕は当初、ミッション、ビジョン、バリューに対して半信半疑で、「カッコつけるためのもの?」というイメージさえ抱いていました。そのように感じていた理由は、これらを設定することが「違い」を生み出しているように思えなかったからです。同じようなことや普通のことを掲げている会社が多くあるようにも感じました。

結果的に、今はミッション、ビジョン、バリューはとても重要だと思うようになりました。優秀な方に会社に参画していただきたい中で、会社をいくらでも選べるような人にとっても、抜きん出て「ここで働きたい!」と思ってもらうには、「一貫性」がポイントとなると思っています。その「一貫性」を証明するものの1つが、バリューです。

バリューを掲げることを通して、「STANDARDはありそうな文句を並べているのではなくて、行動すべてに理由があって、一貫性がある」と感じていただけるような文化づくりをしていきたいです。

ー会社のバリューと優秀な方に採用選考にきていただくことは、なぜ繋がるのでしょうか?

優秀な人材の方にきていただくには、金銭的な報酬だけでなく、プラスで文化といった価値を見出してもらえるようにアプローチすることが大切だと考えています。

特に、私たちが求める「優秀」な方は、会社や業務内容に寄りかかるのではなく、「自分が何を成し遂げるために仕事をするのか」という自身のミッションへのこだわりが強い方です。私たちは、この「自己実現のための研究活動」をミッションワークと呼んでいます。このミッションワークを達成できる会社かどうか見極めていただくために、バリューが鍵となると思っています。

もちろん、優秀な方は基本的にミッションワークを持っているとも言えますが、同時に時代がミッションワークを追い求めるように変わっているので、会社が個人のミッションワークに対応した環境づくりをするべきとも言えます。

昔は仕事のあり方が「生活のための苦役」でしたが、今では「自己実現のための研究活動」に変わる過渡期にあります。また、物が溢れて、低次の欲求が満たせるようになった私たちは、より高次の欲求を満たすことを目指すようになりました。具体的には、※マズローの欲求5段階説における自己実現欲求を満たすことを目指しています。つまり、誰もがひとつずつミッションワークを持ち、そこに命を懸けて取り組めることが、これからの時代に人が求める豊かさなのです。

※マズローの欲求5段階説:アメリカの心理学者マズローが提唱した、人間の基本的な欲求をピラミッド型に5段階に階層化し、高次の欲求から並べたもの。

だからこそ、ミッションワークを持つ人にとっても、時代に沿った会社であるためにも、ミッションワークの手段となったり、うまく繋がるような仕事や環境があると確信してもらいたいです。もちろん、STANDARDの文化に一致する人としない人とそれぞれいると思います。バリューを通して、STANDARDとご自身のミッションワークがマッチするかどうか、判断していただけたらと思っています。

ーこれまで石井さんはバリューに対して半信半疑であった中で、考えが変わったきっかけは何だったのでしょうか?

人を集め、組織づくりをするようになってから、その重要性にはじめて気づきました。

当初、メンバーが3〜4人のときは、ある程度大事にしたいことや価値となることの共通認識が言語化しなくても持てていたので、敢えて言わなくてもやっていけました。

しかし、STANDARDの人材育成事業などが受け入れられるようになり、もっと質を高めたり、拡大したりしていく中で、いろいろな人を巻き込む必要が出てきました。関わる人が増えていくと、必ずしもすべての人が創業メンバーと同じバックグラウンドではないため、さまざまなギャップが生じました。

ギャップそのものは多様性があって良いのですが、事業の勝負を決めるようなときには、組織全体として共通認識を持たなければならないと思いました。

ー「バリューがこのように役立ってほしい」と考えていることはありますか?

まずは、採用候補者の選択に役立つといいなと思っています。例えば、バリューを見た上で、「STANDARDは自分にとって合う会社である」という確信を持って選考に進んでいただけたら嬉しいです。逆に、違うなと思う人が早い段階でそれを認識して、別の道を選ぶことに役立ったらいいなと思います。

次に、社内の合言葉になることを目指しています。バリューの浸透や意識の優先順位の組み変わりは一朝一夕では成りません。言霊のように、合言葉となってどれだけ刷り込まれるかだと思っています。例えば今も、「愛のあるストレート、ありがとうございます」というように、僕らだけの合言葉風になりつつあり、組織に浸透していっているなと感じることがあります。

事業の中で、「ここが山場だ」と思う瞬間があると思うのですが、その都度繰り返し、「やっぱりこのバリューだね」というところに立ち戻るものであってほしいです。また、バリューには、できていないから敢えて言っているという背景もあるので、みんなが無意識でもできるようになると、それがSTANDARDらしさになってくると思います。

最後に、お客様に対してバリューが活きてほしいと思っています。バリューがしみこんでいった結果、お客様からこの3つのバリューを通して「良い会社ですね」と言っていただきたいです。「STANDARDの営業はよく勉強するよね」や「スピード感あるよね」、「言うべきことはちゃんと言ってくれる」という風に言っていただけるように、浸透させていきたいです。

バリューは、強みの再定義でもあります。なので、このバリュー通りの強みを印象付けていき、信頼感や安心感のある会社としてお客様と関わっていけたらと思っています。

ーさいごに、新たなSTANDARDのバリューへの想いについて聞かせてください。

会社として一通りの失敗を経験して、重要ポイントが浮き彫りになり、それらをバリューとして掲げることになりました。

例えば、バリューの1つめに挙げている、「まずは自分が学ぶ」は、学ばないことによって失敗がしみた経験からきています。勉強をしないことによるデメリットを営業分野で感じたり、事業全体がぐらつくくらい「学ぶことは大事だ」と痛感しました。

対お客様に対しても、社内にしても、一通り今いるメンバーが失敗を経験したから、今のバリューが腑に落ちるようになったと思います。

当初のミッション、ビジョン、バリューは創業メンバーだけで決めましたが、今は一同で意見が揃うものになりました。「このバリューはSTANDARDに入ってから痛感したものです」というような声もメンバーからあがって、うまく決められたという手応えがあります。

DX支援などは大手コンサル会社でもできたり、色々な会社がある中で、なぜSTANDARDが圧倒的に強い会社であるのか、今後バリューを通してより強く押し出していければと思っています。

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