23畳の広いリビングは、エアコン選びでつまずく人が本当に多い場所です。
力が足りないと夏も冬も中途半端な室温になります。
今回は23畳向けの3機種を見ていきます。
この記事で紹介する23畳用エアコン3選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ポイント | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 日立 白くまくん AJシリーズ | ![]() |
価格を抑えた23畳の定番機 | Amazon楽天 |
| 2位 | 富士通ゼネラル ノクリア Vシリーズ | ![]() |
除湿が上手で梅雨に強い | Amazon楽天 |
| 3位 | 日立 白くまくん MJシリーズ | ![]() |
凍結洗浄で内部が汚れにくい | Amazon楽天 |
23畳のエアコンで力不足にならない選び方
23畳という広さは、6畳や8畳の感覚で機種を選ぶと一気に失敗する大きさです。
販売店のスタッフに聞いたところ、能力が足りない機種を入れてしまう相談がいちばん多いそうです。
まず冷房は7.1kW前後、暖房は8.5kW前後を目安にすると、夏も冬も室温が安定します。
次に見たいのがAPF(通年エネルギー消費効率)の数値で、ここが高いほど一年を通して電気代が軽くなります。
23畳は運転時間も電力も大きい部屋なので、本体価格が少し高くても効率の良い機種を選んだほうが、数年単位では家計に効いてきます。
室外機が大きくなりやすい点も忘れずに、置き場所の幅と高さは購入前に測っておくと安心です。

選び方の感覚をつかむなら、白くまくんのシリーズ違いを並べて比べているこの動画が分かりやすかったので置いておきます。
23畳用エアコンのおすすめ3選
ここからは23畳のリビングで使いやすい3機種を順番に紹介します!
価格を抑えたい人、湿気に強い機種がほしい人、掃除をラクにしたい人で選ぶ正解が変わるので、下の表で性格の違いをざっくりつかんでみてください。
| 機種 | 掃除のラクさ | 夜の静かさ | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 日立 AJ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | 予算を抑えたい家庭 |
| ノクリア V | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 梅雨のジメジメが苦手な人 |
| 日立 MJ | ★★★★★ | ★★★★☆ | 掃除の手間を減らしたい人 |
第1位 日立 白くまくん RAS-AJ7125D 23畳用 AJシリーズ

いちばん手に取りやすい価格帯にいるのが、この白くまくんのAJシリーズです。
23畳用としては装飾を削ぎ落としたスタンダードな1台で、冷房も暖房も力強く効いてくれます。
量販店で動いている実機を見たとき、運転を始めてから風が冷たくなるまでの速さが気持ちよくて、思わず前に立ち止まってしまいました。
販売店のスタッフに話を聞くと、広いリビングで予算を抑えたい家庭からいちばん指名されるそうです。
凍結洗浄のような上位の自動清掃は付いていないので、フィルター掃除は自分でこまめにやる前提になります。
そこが面倒に感じる人は、後ろの2機種のほうが暮らしに合います。

価格を抑えて23畳をしっかり冷暖房したい人に
第2位 富士通ゼネラル ノクリア Vシリーズ AS-V714R2-W

湿気の多い季節に強いのが、ノクリアのVシリーズです。
冷やしすぎずに湿度だけを下げる除湿が上手で、梅雨どきにエアコンの前に座ると、空気がさらっと軽くなる感じが分かります。
冷房が苦手で寒くなりがちな人には、この湿度コントロールがかなり助けになります。
送風路まで外せる構造になっていて、内部の手入れがしやすいのも23畳の大型機としてはありがたいところです。
正直、価格は1位より一段上がります。
それでも夏の不快感を一年ずっと避けられると考えると、ジメジメに弱い家庭には十分に見合う買い物です。
梅雨のジメジメをさらっと逃したい人に
第3位 日立 白くまくん RAS-MJ7125D 23畳用 MJシリーズ

掃除の手間をなるべく減らしたい人に合うのが、白くまくんのMJシリーズです。
熱交換器を水で洗い流す凍結洗浄が入っていて、23畳のような長時間運転する部屋でも内部が汚れにくいのが持ち味です。
販売店で「数年後のニオイの出方が変わる」と聞いて、なるほどと納得しました。
1位と同じ日立ですが、こちらは清潔まわりの装備が一段ぶん厚くなっています。
そのぶん価格は上がるので、掃除が苦にならない人にはAJシリーズで十分という見方もできます。
忙しくてエアコン掃除まで手が回らない家庭ほど、この機種の良さが効いてきます。

内部の汚れを気にせず長く使いたい人に
取り付けた初日にやっておくと差が出ること

23畳用のエアコンは室外機も室内機も大きいので、設置が終わったあとのひと手間で住み心地がけっこう変わります。
まずやってほしいのが、風向きの初期設定です。
23畳のような広い部屋は、風が部屋の奥まで届かないと「エアコンの近くだけ涼しい」という状態になりがちです。
風量を自動に任せきりにせず、暑い日や寒い日は思いきって強めに回したほうが、結果的に短時間で済んで電気代も軽くなります。
サーキュレーターを併用すると、この弱点はかなり埋められます。

23畳のエアコンと一緒にそろえておくと安心なもの
広いリビングのエアコンは、本体だけより少しの小物を足したほうが力を出しきれます。
わたしが23畳の部屋で実際に効果を感じたのは、次の組み合わせでした。
とくにサーキュレーターは、23畳クラスだと「あるとないとで別の部屋」というくらい差が出ます。
エアコンの風が届きにくい部屋の角に向けて回すだけで、温度ムラが目に見えて減りました。
室外機まわりは、夏に直射日光が当たり続けると冷房効率が落ちるので、すだれで日陰を作るだけでも働きが楽になります。
電気代をムダにしないための運転のコツ
23畳のエアコンは消費電力が大きいぶん、使い方しだいで月々の金額がはっきり変わります。
いちばん効くのは、こまめなオンオフをやめて連続運転に寄せることです。
立ち上がりの瞬間に電力をいちばん使うので、短時間の外出なら付けっぱなしのほうが安く済むことがよくあります。
設定温度を冷房は高め、暖房は低めにふって、足りないぶんを風量と扇風機で補うのも有効です。
フィルターがホコリで詰まると同じ室温でも電気を多く食うので、二週間に一度の掃除を習慣にすると効果が長続きします。
23畳という広さは、機種選びと使い方の両方がそろって初めて居心地よくなります。
今回の3機種なら、予算と暮らし方に合わせてどれを選んでも大きく外しません。
冷房の力、除湿の心地よさ、掃除のラクさのうち、自分がいちばん欲しいものから決めていくと迷いません。
●横井宗孝生活家電を得意とするプロライターです。今回は筆者が家電量販店のスタッフへの取材と、メーカー資料のリサーチをもとに23畳クラスの機種をまとめました。読者目線で選びやすさを大切にしています。
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