10人以上が集まる大会議室でのWeb会議、音が届かなくてイライラした経験ありませんか? 大人数対応のマイクスピーカー5台を紹介します!
大会議室のWeb会議マイクスピーカー、どう選べばいい?
会議室が広くなると、端の席の声が相手に届かなかったり、ハウリングが起きたりします。 筆者がメーカー担当者に聞いたところ、「集音範囲」「接続方式」「拡張性」の3つを見るべきとのことでした。

正直、集音範囲って数字だけ見てもピンとこないんですよね。 カタログ値より1〜2m余裕のある機種にしておくのが無難です。
集音範囲は「半径○m」と書かれていますが、エアコンの音や壁の反射で数字通りにいかないことがほとんどです。 USB接続かBluetooth接続かも重要で、安定性重視ならUSB、取り回し重視ならBluetoothがいいでしょう。 拡張マイクに対応している機種なら、会議室のレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
Web会議マイクスピーカーおすすめ5選ランキング
| 順位 | 商品名 | 集音範囲 | 接続方式 | 会議室での聞き取りやすさ | 初回セッティングの簡単さ |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | EMEET M0Plus | 半径8m | Bluetooth/USB/AUX | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 2位 | MAXHUB BM35 | 半径6m | Bluetooth/USB | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| 3位 | ヤマハ YVC-1000 | 半径5m(拡張可) | USB/Bluetooth | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
| 4位 | Jabra Speak2 40 | 半径3m | USB | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| 5位 | サンワサプライ MM-BTMSP5 | 半径5m | Bluetooth/USB | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
第1位:EMEET M0Plus スピーカーフォン 会議用 Bluetooth対応 16人まで対応

開封して電源を入れた瞬間、「あ、これちゃんとしてるな」と思いました。 16人まで対応というだけあって、20畳くらいの会議室でも端の席の声をしっかり拾ってくれます。
ただ、本体がそこそこ大きいので、小さめのテーブルだと存在感がありすぎます。 持ち運び用途には正直向いていません。 据え置き前提で使うなら、もうこれでいいじゃん!!って思えるレベルです。
EMEET M0Plus スピーカーフォン 会議用 Bluetooth対応 16人まで対応
大会議室の据え置きに!3系統接続で安心
第2位:MAXHUB BM35 会議用マイクスピーカー 集音範囲6m

MAXHUBのBM35は、集音範囲6mの全指向性マイクを内蔵していて、15〜20人規模の会議にちょうどいいサイズ感です。 実際に使ってみたら、部屋の角に座っていた人の声もちゃんと拾えていてびっくりしました。

これ、エコーキャンセル機能がかなり優秀で、広い部屋でも相手から「エコーしてる」と言われたことがないんですよ。
価格は少し高めなので、予算が限られている場合は候補から外れるかもしれません。 でもBluetooth接続とUSB接続の両方に対応しているので、ノートPCでもデスクトップでも使えるのは地味に助かります。
MAXHUB 会議用 マイクスピーカー Bluetooth 大会議室対応 集音範囲6m BM35
エコーキャンセルが優秀な大会議室モデル
第3位:ヤマハ YVC-1000 マイクスピーカーシステム

ヤマハのYVC-1000は、マイクとスピーカーが分離型になっている本格派です。 マイクをテーブルの真ん中に、スピーカーをモニターの横に置ける自由度が最大の売りです。

ぶっちゃけ価格はかなり高いです。 でも、毎日何回も会議がある企業なら、投資する価値は十分あると思います。
初期設定が他の機種と比べてちょっと面倒なのがネックです。 IT担当者がいない会社だと、最初の接続で手こずるかもしれません。 ただ、一度つないでしまえば安定感は抜群です。
ヤマハ ユニファイドコミュニケーション マイクスピーカーシステム YVC-1000
分離型で自由度抜群のヤマハ本格モデル
第4位:Jabra Speak2 40 スピーカーフォン

Jabra Speak2 40はUSB接続専用のスピーカーフォンです。 USB-AとUSB-Cの両方に対応していて、ケーブルをつなぐだけですぐ使えます。
正直に言うと、大会議室向けというよりは中規模(8〜10人)向けの印象です。 20人超の部屋だと端の声は厳しいかもしれません。 ただ、ノイズキャンセリングの性能が高く、周囲の雑音をかなりカットしてくれるので、オープンスペース寄りの会議室には向いています。

Bluetooth非対応なのは注意が必要です。 でもその分、接続が途切れる心配がなくて安定しているんですよね。
Jabra Speak2 40 スピーカーフォン 会議用 ノイズキャンセリング USB接続
USBつなぐだけ!中規模会議に強い安定モデル
第5位:サンワサプライ MM-BTMSP5 Bluetooth会議スピーカーフォン

サンワサプライのMM-BTMSP5は、8つのマイクで360°全方位から集音できるモデルです。 半径5mの集音範囲があるので、10〜15人程度の会議ならしっかりカバーできます。
最初に手に取ったとき、「見た目は地味だけど大丈夫かな?」と思ったんですが、つないでみたら音がクリアでびっくりしました。 ただ、Bluetoothの接続が初回だけちょっと手間取りました。 2回目以降は自動でつながるので問題ありません。
サンワサプライ Bluetooth 会議スピーカーフォン 8マイク 360°集音5m MM-BTMSP5
8マイク全方位集音!法人導入にも安心
マイクスピーカーを買ったら最初にやっておくこと
マイクスピーカーを買って開封したら、いきなり本番の会議で使うのはやめたほうがいいです。 まずは社内のメンバーとテスト通話をして、音量やマイクの感度を確認しておきましょう。
- テスト通話で相手に「聞こえ方どう?」と確認する
- マイクの位置を変えて、一番声が拾いやすい場所を見つける
- Web会議ツール側の音声設定(入力デバイス)が正しく切り替わっているか確認する

意外と見落としがちなのが、PC側の音声デバイス設定です。 マイクスピーカーをつないでもPC内蔵マイクのままになっていることが結構あります。
ZoomやTeamsは、前回使ったデバイスを記憶していることがあるので、新しい機器をつないだら一度設定画面を開いて切り替えるのを忘れずに。
Web会議マイクスピーカーと一緒に揃えたいアイテム
マイクスピーカーだけで万全というわけではありません。 大会議室のWeb会議をもっと快適にするには、周辺機器も一緒に見直すのがおすすめです。
- USBハブ:ノートPCのポートが足りないときに必須。 特にUSB-Cしかないモデルは変換アダプタも要チェック
- 延長USBケーブル(5m以上):PCとマイクスピーカーの距離が遠いときに重宝します
- 外部モニター or 大型ディスプレイ:参加者全員が画面を見られるように65インチ以上がベター
- Webカメラ(広角タイプ):ノートPC内蔵カメラでは画角が狭くて会議室全体が映りません

私の周りだと、マイクスピーカーは買ったけどWebカメラを忘れて、結局ノートPCの小さい画面で会議してるケースが多いです。 先にセットで揃えておくのが賢い選び方だと思います。
大人数のWeb会議マイクスピーカーで音をクリアに保つ工夫
せっかくいいマイクスピーカーを買っても、使い方次第で音質は大きく変わります。 販売店のスタッフから聞いた、すぐに試せる工夫を紹介します。
発言していない人のPCマイクがオンになっていると、ハウリングの原因になります。 会議のルールとして「マイクスピーカーの部屋以外はミュート」を守るだけで、音声トラブルがかなり減ります。

会議前にエアコンの風量を「弱」にするだけで、集音の精度がだいぶ変わりますよ。 地味ですけど効果は大きいです。
あと、壁がガラスやホワイトボードだと音が反響しやすいので、カーテンやパーテーションを1枚入れるだけで音がこもりにくくなります。 お金をかけずにできる改善なので、ぜひ試してみてください。
●横井宗孝オフィス機器やWeb会議ツールの記事を中心に執筆しているライターです。 メーカー担当者や販売店スタッフへのリサーチをもとに、現場で本当に使える情報を届けることを心がけています。 今回はメーカー3社と販売店2店舗に問い合わせて、大会議室での使い勝手を確認しました。


