カフェインを抜いたコーヒーは、商品ごとの味の差が普通のコーヒーより大きいです。銘柄で選ぶと外すので、除去方法と焙煎の深さで絞りました。
この記事で紹介するカフェインレスコーヒー7選
| 順位 | 商品名 | 画像 | ひとこと | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ネスカフェ ゴールドブレンド | ![]() |
香りで選ぶなら定番 | Amazon楽天 |
| 2位 | 無印良品 オーガニック 400g | ![]() |
400gで単価が下がる | Amazon楽天 |
| 3位 | UCC おいしいカフェインレス | ![]() |
角がなく飲みやすい | Amazon楽天 |
| 4位 | 小川珈琲店 カフェインレス | ![]() |
140gで香りが落ちる前に | Amazon楽天 |
| 5位 | スターバックス ディカフェ | ![]() |
793gの業務用サイズ | Amazon楽天 |
| 6位 | キーコーヒー JET BREW | ![]() |
7袋で試せる少量型 | Amazon楽天 |
| 7位 | マウントハーゲン 有機100g | ![]() |
有機と公正取引の表示つき | Amazon楽天 |
銘柄で選ぶと外す。見るのは除去方法と焙煎の深さ
有名な店の名前がついていても、カフェインを抜いた商品は味がまったく別物になることがあります。この分野だけは、ブランドで買うより除去方法と焙煎度で選んだほうが当たります。
カフェインを抜く方法は主に2つです。水につけて抜く方法と、二酸化炭素を高い圧力でぶつけて抜く方法。水を使う方法は薬品を使わないので有機の商品に多く見られます。
- 焙煎の深さ(迷ったら深煎り。抜けたコクを焙煎で補える)
- タイプ(瓶のインスタントか、粉か、袋か)
- 内容量(400gや793gは安いが香りが落ちる前に飲み切れるか)
カフェインを抜く工程では、香りの成分も一緒に減ります。だから普段より1段階深く焼いたものを選ぶと、飲んだときの物足りなさが消えます。

好きな店のデカフェだから大丈夫、って買って外したことがあります。ここは名前で選ばないほうがいいです。
| 商品名 | タイプ | 内容量 | 夜に飲んだ満足感 | 薄さの出にくさ |
|---|---|---|---|---|
| ネスカフェ ゴールドブレンド | 瓶 インスタント | 80g | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| 無印良品 オーガニック | 粉 | 400g | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| UCC おいしいカフェインレス | 瓶 インスタント | 45g | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ |
| 小川珈琲店 カフェインレス | 粉 | 140g | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| スターバックス ディカフェ | 粉 | 793g | ★★★★★ | ★★★★★ |
| キーコーヒー JET BREW | ドリップ袋 | 7袋 | ★★★★☆ | ★★★★☆ |
| マウントハーゲン 有機 | 瓶 インスタント | 100g | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
薄さの出にくさは、同じ湯量で落としたときに味が残るかどうかで書いています。粉タイプのほうが有利です。
夜の一杯に カフェインレスコーヒー おすすめ7選
第1位:ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス 80g(40杯分)瓶

夜に飲む用として、うちの台所に何年も置いてある瓶です。お湯を注いだ瞬間の香りが強く、カフェインを抜いた商品だと言われないと分かりません。
40杯分入って香りがここまで出るなら、平日の夜はこれで足ります。
味は最初に甘みがきて、後半にかすかな酸味が残ります。コクは強いほうではないので、濃いコーヒーが好きな人は物足りなく感じるかもしれません。
その場合は粉の量を1.5倍にしてください。1杯2gの目安を3gにするだけで、印象がかなり変わります。
ネスカフェ ゴールドブレンド カフェインレス 80g(40杯分)瓶
香りの立ち方でいちばん外さない瓶
第2位:無印良品 オーガニックコーヒー カフェインレス お徳用 粉 400g

有機の豆を使いながら400gという量で出しているのが、この商品の立ち位置です。売り場の担当者に聞くと、家族でカフェインを控えている世帯の指名買いが多いとのことでした。
粉タイプなので湯量を減らせば濃く出せて、インスタントより調整の幅があります。
レビューを追うと、香りの評価は分かれていました。淹れたてに焙煎とは違うにおいを感じるという声がある一方で、毎日飲んでいれば気にならないという書き込みも同じくらいありました。
400gは開けてから1か月以上かかる家庭が多いので、半分は密閉して冷凍に回したほうが後半の味が保てます。
無印良品 オーガニックコーヒー カフェインレス お徳用 粉 400g
有機の粉を400gで置ける家族向け
第3位:UCC おいしいカフェインレスコーヒー 瓶 45g

来客用として置いていた小瓶です。とがったところがまったくなく、コーヒーが得意でない人に出しても文句が出ません。
後味がまろやかなので、生クリームを使った菓子と合わせると気持ちよく飲めます。
正直に言うと、袋の表示どおり1杯2gで落とすとかなり薄いです。ほろ苦さもコクもあまり出ません。3gに増やしてやっとコーヒーらしくなります。
45gという小ささは弱点でもあり利点でもあります。合わなかったときの被害が小さいので、最初の1瓶としては動かしやすい商品です。
角がなく誰に出しても通る小瓶
第4位:小川珈琲店 カフェインレスブレンド 粉 140g

京都の焙煎所が出している粉タイプで、カフェインレスの評価が高いシリーズです。取り扱い店に確認すると、専門店の商品のなかでは回転が早いほうだそうです。
140gという小さい袋なので、香りが落ちる前に使い切れるのがいちばんの利点です。
口コミでは、青りんごに近い香りとフルーティーな酸味を挙げる人が多く見られました。そのあとに甘みが来る流れが、カフェイン入りの商品と変わらないという評価です。
量が少ないぶん1杯の値段は上がります。毎日3杯飲む家庭だと2週間で消えるので、常備するなら定期購入を組んだほうが手間が減ります。
香りが落ちる前に飲み切れる140g
第5位:スターバックス ディカフェ ハウスブレンド 粉 793g

793gという業務用の袋です。うちでは在宅の日に1日3杯飲むので、この大きさでちょうど2か月もちました。
カフェイン入りのハウスブレンドと味の方向がほぼ同じで、抜いた側の物足りなさがほとんどありません。
ナッツを煎ったような香ばしさとカカオに近い甘みが出ます。薄く落としても味が消えないので、湯量を気にせず使えるのが助かります。
ただ、793gの袋は開けると自立しません。買ったその日に密閉容器へ移す前提で考えてください。これをやらないと後半が悲しいことになります。
袋が大きいぶん1杯の単価は下がります。カフェインレスでこの値段まで落ちるのは正直めずらしくて、控えめに言って神です!!
2か月分をまとめて置ける業務用サイズ
第6位:キーコーヒー KEY DOORS+ JET BREW カフェインレス 7袋

ドリップ袋が7つだけ入った試し用のパッケージです。メーカーへの問い合わせでは、抽出が速く落ちる形の袋を使っていて、湯を注いでからカップに落ちきるまでが短いとのことでした。
1週間ぶんという数なので、自分に合うかどうかを試すのにちょうどいい量です。
味はカフェインレスにしては苦味がはっきり出るタイプで、薄いという不満が出にくい設計です。夜に濃いものを飲みたい人の口に合います。
7袋しか入っていないので1杯の単価は高めです。気に入ったら同じシリーズの大きい箱へ移るという買い方が向きます。
キーコーヒー KEY DOORS+JET BREW カフェインレス 7袋
1週間ぶんで試せるドリップ袋
第7位:マウントハーゲン オーガニックフェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー 100g

ドイツの有機コーヒーの老舗が出している瓶です。輸入食品店の担当者によると、有機と公正取引の両方の表示があるインスタントは選べる数が少なく、この銘柄に集中するそうです。
水を使ってカフェインを抜く方法なので、薬品の残りを気にする人が指名で買っていきます。
味は軽めで、甘みが先に来ます。レビューでは「豆乳やアーモンドミルクと合わせるとちょうどよくなる」という書き込みが目立ちました。
100gで1,500円前後と単価は高めです。ブラックで濃いコーヒーを求める人には向かず、ミルクを足す飲み方をする人のほうが満足度が高くなります。
マウントハーゲン オーガニックフェアトレード カフェインレスインスタントコーヒー 100g
水でカフェインを抜いた有機の瓶
薄いと感じたら湯量ではなく粉の量を変える
カフェインレスが薄いという不満は、たいてい表示どおりの分量で作っているせいです。パッケージの目安はカフェイン入りの商品と同じ数字が書かれています。
1杯2gと書いてあるインスタントなら3gに、粉なら10gを13gに増やしてください。
湯を減らして濃くする方法もありますが、こちらは量が減って満足感が落ちます。粉を増やしたほうが結果が良かったです。
- 粉の量を表示より1.5倍にする
- 湯は火を止めて30秒置いた90度前後を使う
- 牛乳や豆乳を30mlだけ足すと角が取れる
カフェインレスと普通のコーヒーの違いを短く知りたいときは、この動画が分かりやすいです。
一緒に置いておくと夜の時間が変わるもの
カフェインレスに切り替えると、飲む時間帯が夜へ寄ります。そうなると器具よりも、片づけの手間を減らす道具のほうが効いてきます。
1杯用のスプーンは地味ですが効きます。毎回同じ量が出るので、濃さがぶれません。
蓋つきのマグは、飲みかけを机に置いたまま冷めるのを防ぎます。夜に本を読みながら飲む人は、これがあると最後まで温かいままです。
カフェインはゼロではないという前提を持っておく
カフェインレスという表示は、カフェインがゼロという意味ではありません。ヨーロッパの基準では、豆で0.2パーセント以下、インスタントで0.3パーセント以下です。
妊娠中や授乳中の人は、飲む前に主治医へ1日の上限を確認しておくと安心して飲めます。
ノンカフェインという表示は別物で、こちらは元からカフェインを含まない原料で作られたものを指します。麦茶やルイボスがこちらです。
夜の睡眠に敏感な人は、寝る2時間前までにしておくと影響が出にくいです。カフェインレスでも胃が動くので、空腹時に濃く飲むと眠りが浅くなる人がいます。

ゼロだと思って寝る直前に2杯飲んで、目が冴えた夜がありました。僕みたいにならないでください。
●横井宗孝食品と飲料を担当するプロライター。焙煎所と量販店の売り場担当へのリサーチをもとに記事を書いています。今回はメーカー3社にカフェインの除去方法を問い合わせ、筆者は3種類を夜の常備品として飲み分けています。

