そもそも「歌ってみた」にコンデンサーマイクって必要なの?
スマホの内蔵マイクで録った歌声と、コンデンサーマイクで録った歌声を聴き比べたことはありますか? 正直、初めて比較したときは「え、同じ人の声?」ってなりました。
コンデンサーマイクは声の細かいニュアンスや息づかいまで拾ってくれるので、歌ってみた動画のクオリティが一気に上がります。
ダイナミックマイクでも録れなくはないですが、繊細な高音域や声の表情を出したいなら、やっぱりコンデンサーマイクが向いています。 ただ、周りの生活音も拾いやすいので、なるべく静かな環境で録るのがコツです。

正直、最初は「マイクなんてどれも同じでしょ」と思ってたんですけど、USB接続のコンデンサーマイクに変えたらMix師さんに「音源きれいになったね」って言われてびっくりしました。
コンデンサーマイク 歌ってみた向け5機種を一気に比較
今回ピックアップした5機種をまとめて比較してみました。 価格帯もバラバラなので、予算に合わせて選んでみてください。
| 商品名 | 接続方式 | 価格帯 | ボーカルの抜け感(5段階) | 録り直しの手軽さ(5段階) |
|---|---|---|---|---|
| MAONO AU-A04 | USB | 約5,000円 | 3 | 5 |
| HyperX QuadCast 2 | USB | 約16,000円 | 4 | 4 |
| ZealSound USBマイク | USB | 約4,000円 | 3 | 5 |
| FIFINE T669 | USB | 約7,000円 | 3.5 | 5 |
| audio-technica AT2020 | XLR | 約12,000円 | 5 | 2 |

AT2020だけXLR接続だから、別途オーディオインターフェースが必要になるのは注意ですよ。 予算が限られてるなら、まずUSBマイクから始めるのが無難です。
コンデンサーマイク 歌ってみたにおすすめの人気5選
第1位:MAONO USBコンデンサーマイク AU-A04

アームスタンドもポップガードも全部セットで届くので、箱を開けたらすぐ録音できます。 実際に歌を録ってみたら、この値段で中低音がけっこうしっかり出ていて驚きました。
初めてのコンデンサーマイクとして、歌ってみた入門にはちょうどいい1台です。
ただ、高音域のキラキラした伸びはそこまで期待しないほうがいいです。 ウィスパー系やバラード中心の方は物足りなく感じるかもしれません。
第2位:HyperX QuadCast 2 USBコンデンサーマイク 872V1AA

マイク本体の上をポンとタップするだけでミュートできるのが地味にめちゃくちゃ便利です。 録音の合間にくしゃみしそうになっても、ワンタッチでオフにできます。
4つの指向性パターンを切り替えられるので、ソロの歌録りからデュエットまで1台でこなせます。
音質面では中高域がクリアに出て、ボーカルが前に出てくる印象です。 ぶっちゃけ見た目もかっこよくて、配信映えするのも地味にうれしい。 ただ値段はそこそこするので、「まず試してみたい」程度の方には正直ちょっと高いです。

これ、タップミュートが地味に神機能なんですよ。 歌い終わってすぐミュートできるから、録音後の無音部分の編集がラクになりました。
第3位:ZealSound USBコンデンサーマイク エコー機能付き

えっ、この値段でこの品質やばくない!! 約4,000円台なのにエコー調整がマイク本体でできるんです。 歌を録りながらリアルタイムでエコーのかかり具合を調整できるので、テンションが上がります。
ただ、正直エコーに頼りすぎると後のMixで扱いにくくなるので、録音時はエコーオフにしておくのが無難です。
コスパ重視で歌ってみたデビューしたい方には、まず手に取りやすい1本です。
音質は値段相応で、高域にちょっとシャリシャリ感があるのが気になる人はいるかもしれません。
第4位:FIFINE USBコンデンサーマイクセット T669

FIFINEはYouTuberさんの間でもじわじわ人気が出ているブランドで、T669はアームスタンドとセットになっています。 マイク本体にボリュームノブが付いているので、録音中に「ちょっと音量大きいな」と思ったらすぐ調整できるのが便利です。
実際に歌を録ってみると、中音域がしっかりしていてボーカルに芯が出ます。 ポップスやロック系の力強い歌声に合う印象でした。
ただ、付属のポップガードがちょっと頼りない感じなので、気になる方は別で買い足したほうがいいかもしれません。

ポップガードは布タイプより金属メッシュタイプのほうが長持ちするし、音の変化も少ないのでおすすめです。 1,000円くらいで買えますよ。
第5位:オーディオテクニカ AT2020 コンデンサーマイク XLR

「歌ってみたを本気でやりたい」と思ったら、いずれたどり着くのがこのAT2020です。 XLR接続なのでオーディオインターフェースが別途必要ですが、その分だけ音の解像度が段違いです。
初めてAT2020で自分の声を録ったとき、「自分ってこんな声してたんだ」とびっくりしました。 息の吸い方やリップノイズまでしっかり拾うので、ごまかしが効かない反面、ちゃんと歌えばプロっぽい音源になります。
Mix師さんからも「AT2020の音源は扱いやすい」という声が多いので、クオリティを求めるならこれ一択です。
ただ、オーディオインターフェースと合わせると初期費用が2万円を超えるので、いきなりは手が出しにくいかもしれません。
歌ってみたの録音で音質を上げるちょっとしたコツ
マイクを買っただけでは、実はまだ本来の力を発揮できていません。 録音環境を少し工夫するだけで、仕上がりがガラッと変わります。
録音する部屋の反響が気になるときは、クローゼットの中で録るのが意外と効果的です。 服が吸音材の代わりになるので、部屋鳴りがかなり減ります。

クローゼット録音、見た目はちょっと恥ずかしいけど効果は本物です。 布団をかぶって録る「布団レコーディング」も意外とアリですよ。
あとは録音ソフト(DAW)の入力レベルにも気を配ってください。 波形がギリギリいっぱいまで振れていると音割れの原因になるので、ピーク時に-6dBくらいに収まるように調整するのが基本です。
マイクと一緒に揃えておきたいアイテム
マイク以外にも、歌ってみた動画の録音をもっとスムーズにするグッズがあります。
リフレクションフィルター:マイクの背面に取り付けて部屋の反響を抑えるパネルです。 3,000円前後で買えるものもあって、クローゼット録音が難しい方にはかなり助かります。
モニターイヤホン(ヘッドホン):録音中に自分の声をリアルタイムで聴くために使います。 遅延の少ない有線タイプがベターです。

XLR接続のマイクを使うなら、オーディオインターフェースも必須です。 Focusrite Scarlett SoloやSteinberg UR22Cあたりが定番で、1万円前後で手に入りますよ。
●筆者:横井宗孝音響機器や録音機材を得意としたライター。 メーカー担当者や楽器店スタッフへのリサーチをもとに、読者目線でわかりやすい記事を心がけています。 今回は実際に楽器店2店舗で歌ってみた向けマイクの売れ筋をヒアリングして記事を執筆しました。


