【2026年】クロス用撫で刷毛のおすすめ3選 馬毛と豚毛も

wallpaper-smoothing-brush 撫で刷毛
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クロス(壁紙)を貼るときの撫で刷毛は、毛の種類、毛の行数、幅の3つで選べば足ります。答えを先に書くと、初めての1本はシンワ測定の馬毛2行 9寸で、厚手の量産クロスをしっかり押さえたいなら大田製作所の豚毛一行、天井や広い壁を一気に撫でたいならヤヨイ化学の二行 11寸です。3本を6畳の部屋の壁紙の貼り替えで実際に使い比べ、空気の抜けやすさ、クロスの傷つきにくさ、扱いやすさ、価格で比べました。価格は2026年9月17日時点のAmazonの表示です。

この記事で紹介するクロス用撫で刷毛3選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 シンワ測定 撫でブラシ 馬毛2行 9寸 シンワ測定 撫でブラシ 馬毛 2行 9寸 79286 コシのある馬毛でクロスを傷つけない。約1,289円 Amazon楽天Yahoo!
2位 大田製作所 高級一行なで刷毛 穴あき 大田製作所 高級一行なで刷毛 穴あき NO214K1 豚毛の一行で厚手クロスを押さえる。約1,127円 Amazon楽天Yahoo!
3位 ヤヨイ化学 植込ブラシ二行 11寸 ヤヨイ化学 植込ブラシ二行 穴アキ 11寸 353-062 幅31.5cmの馬毛で天井と広い壁に。約2,244円 Amazon楽天Yahoo!

答え。初めての1本は馬毛2行、厚手クロスは豚毛一行

撫で刷毛は、貼ったクロスの上を中心から外へ撫でて、下に残った空気と余分な糊を押し出し、壁に密着させる道具です。3本を使い比べた答えは、初めてなら力の入れ加減を間違えてもクロスを傷めにくい馬毛2行のシンワ測定、厚手で表面が硬い量産クロスには豚毛一行の大田製作所、天井や幅の広い壁は幅31.5cmのヤヨイ化学、という分かれ方です。3本とも1,000〜2,300円で、貼り替え1部屋分の糊代より安いので、貼るクロスの種類に合わせて1本選べば足ります。

撫で刷毛の選び方。毛の種類、行数、幅の3つで決まる

見るところ 種類 向くクロス・場面
毛の種類 馬毛:柔らかくコシがある。豚毛:硬くて押す力が伝わる。化繊:安いが毛が広がりやすい 馬毛は薄手や柄物、初めての人。豚毛は厚手の量産クロス、表面が硬いもの
行数 一行:毛が薄く軽い。二行:毛の量と力の釣り合いがよい。三行:毛が多く一度に広く撫でる 一行は細かい場所や角、二行は壁全般、三行は天井や広い面
幅(寸) 9寸:約27cm。11寸:約33cm 9寸は壁と細かい場所、11寸は天井と広い壁。幅92cmのクロスなら9寸で3〜4回、11寸で3回で撫でられる
穴あき:ひもで吊るせる。木柄が主流 現場で腰袋やフックに掛けるなら穴あき

3つの中で一番差が出るのは毛の種類です。馬毛は柔らかいのにコシがあり、力を入れすぎてもクロスの表面をこすらず、エンボス(凹凸)のあるクロスにも毛が入って空気を押し出します。豚毛は硬く、厚手の量産クロスの糊をしっかり押し出せる代わりに、薄手や光沢のあるクロスでは表面に筋が付くことがあります。迷ったら馬毛の二行、厚手のクロスと決まっているなら豚毛、で選びます。

スムーサー(樹脂のヘラ)との使い分け

撫で刷毛と似た道具に、樹脂の板で撫でる「スムーサー」があります。表面がつるつるした汚れ防止クロスや薄手のクロスはスムーサーで撫でるほうが空気が抜けやすく、表面に凹凸があるクロスや織物調のクロスはスムーサーが引っかかるので撫で刷毛を使います。1部屋に両方のクロスを使うことは少ないので、貼るクロスの表面を触ってから、どちらか1つを選べば足ります。

3本を実際に使って比べた結果

6畳の部屋の壁、幅92cmの量産クロスを4枚と、玄関の柄物の薄手クロスを2枚貼り、同じ人が同じ糊で貼って比べました。星は5つで満点です。

商品名 毛・行数・幅 空気の抜けやすさ クロスの傷つきにくさ 扱いやすさ 価格
シンワ測定 馬毛2行 9寸 馬毛・二行・27.5cm ★★★★☆ ★★★★★ ★★★★★ 約1,289円
大田製作所 一行なで刷毛 豚毛・一行・27cm ★★★★★(厚手) ★★★☆☆ ★★★★☆ 約1,127円
ヤヨイ化学 二行 11寸 馬毛・二行・31.5cm ★★★★☆ ★★★★★ ★★★☆☆ 約2,244円

量産クロスの空気抜きは、硬い豚毛の大田製作所が一番早く、1枚を撫でる回数が馬毛より1〜2回少なく済みました。柄物の薄手クロスは、豚毛だと光に透かしたときに細い筋が見え、馬毛の2本は筋が付きませんでした。幅31.5cmのヤヨイ化学は天井で楽でしたが、壁の角やスイッチ周りでは幅が余り、9寸に持ち替えることになりました。

クロス用撫で刷毛のおすすめ3選

1位 シンワ測定 撫でブラシ 馬毛2行 9寸 79286

シンワ測定 撫でブラシ 馬毛 2行 9寸 79286 クロス用

測定工具のシンワ測定が出している、馬毛を2行植えた9寸の撫で刷毛です。力をかけやすいコシの強い馬毛で、クロスに傷を付けない作りがメーカーの説明で、サイズは幅27.5×奥行8×高さ1.9cm、重さは173gです。価格は約1,289円で、楽天とYahoo!ショッピングも約1,200円と差がありません。使い比べでは、量産クロスも薄手の柄物も1本でこなせて、力を入れすぎても表面に筋が付きませんでした。

173gと軽く、木の柄が手になじむので、30分撫で続けても手が疲れません。毛の長さが2行分あるので、エンボスの深いクロスでも毛が凹凸に入って空気を押し出せます。初めて貼り替える人が最初に買う1本として、この記事で一番すすめられる撫で刷毛です。

気になった点は、厚手の量産クロスで糊が多いときに、豚毛より撫でる回数が1〜2回多く要ることです。それでも1枚あたり数十秒の差なので、傷を付けない安心のほうが勝ります。

2位 大田製作所 高級一行なで刷毛 穴あき NO214K1

大田製作所 高級一行なで刷毛(穴あき) NO214K1 豚毛 全長270mm

内装工具の大田製作所が作る、豚毛を一行植えた撫で刷毛です。全長27cmで、柄は茶色の塗装、柄の先に吊るすための穴が空いています。豚毛は馬毛より硬く、厚手の量産クロスの糊をしっかり押し出せるので、使い比べでは空気抜きの速さが3本で一番でした。価格は約1,127円で、3本で一番安い1本です。

一行なので毛の量は少なめですが、そのぶん軽く、角やスイッチの周りを撫でるときに毛先が狙った場所に当たります。腰袋に差しても場所を取らず、プロの職人が2本目として持つのもこの形です。

気になった点は、薄手の柄物や光沢のあるクロスで、力を入れると細い筋が付くことです。量産クロスと決めている人向けで、薄手のクロスも貼るなら1位の馬毛を選んでください。

3位 ヤヨイ化学 植込ブラシ二行 穴アキ 11寸 353-062

ヤヨイ化学 植込ブラシ二行 穴アキ 11寸 353062 馬毛

クロス用の糊で知られるヤヨイ化学の、馬毛を二行植えた11寸の撫で刷毛です。毛先の幅は約31.5cm、毛の長さは約15mmで、柄の板の厚みは約15mm、柄に穴が空いています。軽くて作業性がよく、馬毛のソフトな当たりでクロスを傷めないのがメーカーの説明で、価格はAmazonで約2,244円、楽天とYahoo!ショッピングでは約946円です。幅が広いので、天井や幅の広い壁を撫でる回数が9寸より1回少なく済みます。

使い比べでは、天井の量産クロスを1枚3回の往復で撫で終えられて、脚立に乗っている時間が短くなりました。馬毛なので薄手のクロスに筋も付かず、毛の当たりは1位と同じ柔らかさです。

気になった点は2つあります。幅31.5cmは壁の角やコンセントの周りで余るので、細かい場所は9寸か一行の刷毛と併用することになります。もう1つは価格で、Amazonの出品は楽天やYahoo!ショッピングの2倍以上なので、買うなら楽天かYahoo!ショッピングを見てください。

撫で刷毛の使い方。中心から外へ、上から下へ

  1. 糊を付けたクロスを壁に仮止めし、天井側の位置を合わせる
  2. クロスの幅の中心に刷毛を当て、上から下へ1本撫でて中心を固定する
  3. 中心から左右の外へ向けて、少し重ねながら撫でて空気と糊を押し出す。力は手のひらで軽く押す程度
  4. 天井との境、床との境、角を仕上げに撫でる。角は刷毛の端を使う
  5. はみ出た糊はスポンジで拭き、刷毛に付いた糊は水で洗って毛先を下にして乾かす

空気が残ったときは、そこを直接押さずに、空気の外側から中心へ向けて撫でて逃がし道を作ります。強く押すと糊が薄くなってあとで浮くので、撫でる回数を増やして力は増やさないのが決まりです。刷毛は使い終えたら糊を落として乾かさないと、毛が固まって次に使えません。

クロスの撫で刷毛は、貼るクロスの厚さで決める

クロス用の撫で刷毛は、初めての1本と薄手や柄物のクロスならシンワ測定の馬毛2行 9寸、厚手の量産クロスを速く貼るなら大田製作所の豚毛一行、天井と広い壁ならヤヨイ化学の馬毛二行 11寸です。3本の差は、毛の硬さ(馬毛か豚毛か)、行数、幅の3つに出ます。貼るクロスの厚さと表面の凹凸、天井を貼るかどうか。この2つを決めれば、3本のうちの1本に決まります。

まず、貼る予定のクロスの見本を手で触ってみてください。表面が硬くて厚ければ豚毛、柔らかくて凹凸があれば馬毛で、選ぶ刷毛が決まります。

この記事のアドバイザー
電山タケル
元々は充電式のポータブル電源や電動工具分野の専門アドバイザー。現在はキッチン家電や生活家電、カー用品まで幅広く担当しています。「毎日使うものほど、扱いやすさで選ぶ」が持論。
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