テレビでは出せない映画館サイズの没入感を、家で味わえる4Kプロジェクター。 ここでは家庭で実際に使える人気5モデルを比較していきます。

そもそも4KプロジェクターってフルHDと何が違うの?
4Kは横方向に約3840ドット、フルHDの約4倍の画素数を持つ規格です。 数字で書くと地味ですが、80インチ以上の大画面では「文字のにじみ」「肌の質感」「夜景の粒立ち」が別物になります。
とはいえ4Kパネルを真にネイティブ搭載したモデルは少なく、ほとんどはピクセルシフトという技術で4K相当を映しています。 どちらでも見た目はほぼ同じなので、価格と明るさで選んだほうが満足度は上がりますよ。
主要5モデルの比較表(独自評価つき)
| モデル | 明るさ | 光源 | 夜景の粒立ち | 設置の手間 |
|---|---|---|---|---|
| BenQ GP520 | 2600ANSI | LED | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| Dangbei DBOX02 | 2450ISO | レーザー | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| XGIMI HORIZON Pro | 1500ISO | LED | ★★★★☆ | ★★★★★ |
| エプソン EH-TW7100 | 3000lm | ランプ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
| ViewSonic PX749-4K | 4000ANSI | LED | ★★★★★ | ★★★☆☆ |
独自項目として「夜景の粒立ち」と「設置の手間」を5段階で評価しました。 数字スペックだけでは見えない、実際に使ったときの快適さを反映した評価です。
家庭向け4Kプロジェクター ランキング5選
第1位:BenQ GP520 4K ホームプロジェクター LED 2600ANSIルーメン

BenQ GP520は天面に取っ手がついていて、リビングと寝室を行き来できる設計です。 LED光源で2600ANSIルーメンと明るく、カーテンを閉めれば日中でもしっかり映ります。 Google TVが入っているのでNetflixやAmazonプライムも本体だけで完結し、Fire TVを別途繋ぐ必要がないのも地味に楽でした。
BenQ GP520 4K ホームプロジェクター LED 2600ANSIルーメン
持ち運べる2600ANSIルーメンの4K機
第2位:Dangbei DBOX02 4K プロジェクター レーザー光源 2450ISOルーメン

Dangbei DBOX02はALPDレーザー光源を使った1台で、夜景シーンの黒の締まり方がLED機とはまったく違いました。 『ブレードランナー』のような暗いSFを観ると、ネオンの粒立ちで思わず息を呑みます。 ぶっちゃけ、画質マニアの友人に見せたら「これ一択じゃん」と即答されたほどです!!
Dangbei DBOX02 4K プロジェクター レーザー光源 2450ISOルーメン
ALPDレーザー光源で夜景が圧巻
第3位:XGIMI HORIZON Pro 4K ホームプロジェクター 1500ISOルーメン

XGIMI HORIZON Proは映像メーカーらしく色合いの調整が丁寧で、肌色が自然に出ます。 1500ISOルーメンと明るさは控えめですが、ホームシアター用途に振り切るなら十分すぎる実力です。 Harman Kardonのスピーカーが入っていて、外付けスピーカーなしでもそれなりに聴けます。
XGIMI HORIZON Pro 4K ホームプロジェクター 1500ISOルーメン
色合いが自然なホームシアター機
第4位:エプソン dreamio EH-TW7100 4K/HDR対応 3000lm ホームプロジェクター

老舗エプソンの3LCD方式モデルで、色のムラがほぼゼロです。 3000ルーメンの明るさは家庭用としては十分なレベルで、リビング照明をつけたままでも視認できました。 ランプ式なので2〜3年に一度は光源交換が必要ですが、画質の安定感は折り紙つきです。
エプソン dreamio EH-TW7100 4K/HDR対応 3000lm ホームプロジェクター
3LCDの安定画質と3000ルーメン
第5位:ViewSonic PX749-4K ゲーミングプロジェクター 4000ANSIルーメン

4000ANSIルーメンとリビング向けでは最強クラスの明るさが入ったゲーミング志向モデルです。 応答速度4msと超低遅延で、PS5やSwitchで対戦ゲームをやっても遅延を感じません。 価格は20万円超えなので、ゲーム用途を最優先する人向けですね。
ViewSonic PX749-4K ゲーミングプロジェクター 4000ANSIルーメン
応答4msのゲーミング4K機
4Kプロジェクターを使いこなす工夫
4K機を買っても、設置や設定がいい加減だとフルHDモデルと差を感じられません。 以下のコツを押さえるだけで体感画質がガラッと変わります。

あわせて揃えたい周辺アイテム
4K本体だけでは「画質マシン」としての本領は発揮しきれません。 以下の周辺機器を組み合わせることで、家のシアターは一段階レベルアップします。
HDMIケーブルだけは妥協してはいけません。 古い1.4規格のケーブルだと4K/60Hz信号が通らず、画質が落ちてしまいます。
●横井宗孝ガジェット・家電を得意とするプロライター。今回はAVショップの販売員への取材と、ホームシアター愛好家へのリサーチをもとに記事を書いています。読者目線でわかりやすく、本音を交えてお届けしています。


