8年履いているシェットランドの革靴が、乳化性クリームの銘柄を変えた途端に色艶が戻って驚いたのが始まりでした。
今回は筆者が実際に同じ靴に塗り比べて試した乳化性クリームを5種類紹介します!
8年履いた茶靴が乳化性クリームで生き返った話
乳化性クリームって「どれでも同じじゃない?」と思っていたんですが、塗った直後のしっとり感・翌日の艶の乗り方・1週間後の色落ちにかなり差があります。
正直、クリーム選びで革靴の寿命は本当に変わると実感しました。

本気で選んだ乳化性クリームランキング5選
第1位:M.MOWBRAY シュークリームジャー 50ml

革靴ケアをこれから始める人に「何からいけばいい?」と聞かれたら迷わずモウブレイを推します。
色展開が豊富で、自分の靴に合う色が見つかりやすいのが強み。
塗った直後から革がしっとりするのが指先でわかって、これ以上の”買ってよかった感”はありません。
控えめに言って神です!!最初の1本なら間違いなくこれ。
革靴ケア入門の定番ジャー。色展開が豊富で初心者に向く1本
第2位:SAPHIR ビーズワックス ファインクリーム

靴好きが必ずたどり着くフランスの老舗ブランド、サフィール。
蜜蝋を配合していて、塗った翌日の艶の乗り方がワンランク違います。
筆者のブラックキャップトゥはこれに変えてから鏡面になり、会議で足元をチラ見されるくらいになりました。
ただし、伸びがねっとり系なので、初心者だと少し塗りにくいかもしれません。
革靴ケアに慣れた人がステップアップするときに選ぶといい1本です。
蜜蝋配合で翌日の艶が段違い。中級者ステップアップに
第3位:Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス 100ml

ドイツの老舗コロニル。
デリケートクリーム寄りの柔らかさで、スエードでも使える”無色の保湿クリーム”としての立ち位置。
「補色はいらない、革を保湿して寿命を延ばしたい」人にはこれが一番あっていました。

無色の保湿クリーム。家族で使い回せる大容量タイプ
第4位:BootBlack シュークリーム コラーゲン配合 55g

国内の老舗シューケアブランド、コロンブスが展開するブランド”ブートブラック”。
コラーゲン配合で、革が乾燥しやすい人向けに作られています。
筆者の乾燥した古めの革靴に使ったら、翌日には表面が落ち着いてしっとり感が戻りました。
乾燥しがちな革に効くコラーゲン配合の国産クリーム
第5位:Columbus 業務用靴クリーム 乳化性平缶 200g

200gの大容量で、家族4人分の革靴を一気にケアしても半年は持ちます。
業務用と書いてありますが、家庭でもむしろ余裕を持って使えるサイズ感。
出張族でスーツ3着+革靴3足を毎月ケアする人にはちょうどいい容量でした。
200g大容量で家族・出張族にうれしい据え置き型
どのクリームが自分に合うか見つける比較表
スペックではなく、筆者が実際に塗り比べて感じた”肌感覚”での比較です。
| 商品名 | 伸びの良さ | 翌日の艶 | 補色の効き | 家族でのシェアしやすさ |
|---|---|---|---|---|
| M.MOWBRAY | ◎ | ○ | ◎ | ○ |
| SAPHIR | ○ | ◎ | ○ | △ |
| Collonil 1909 | ◎ | ○ | ― | ◎ |
| BootBlack | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Columbus 業務用 | ○ | ○ | ○ | ◎ |
クリームを塗るときのちょっとしたコツ
同じクリームでも塗り方で仕上がりが大きく変わります。
筆者が靴磨き職人から直接教わったやり方を紹介します。
2. クリーナーで一度リセット(これを抜くと逆に色がくすみます)
3. クリームは米粒1粒分を指で広げてから革に塗る
4. 塗った後は5分置いてから豚毛ブラシで磨く
5. 仕上げにネル布で余分なクリームを拭き取って完成
クリームと一緒に揃えたい靴磨きセット
クリーム単体だけだと本来の力を発揮できません。
下の3点を揃えておくと、家で10分あれば見違えるほどキレイになります。
この記事を書いた人
●横井宗孝ファッション小物とシューケアを得意とするプロライター。今回は都内の靴磨き専門店や職人へのリサーチをもとに、乳化性クリームを同じ革靴に塗り比べて書きました。

