メイプル素材のドラムスティックは軽さが最大の武器です。 繊細なタッチが求められるジャンルで活躍する5本を紹介します!
メイプルのドラムスティックってどんな特徴があるの?
ドラムスティックの素材はヒッコリー、オーク、メイプルの3種類が主流です。 メイプルはこの中で一番軽くて柔らかいのが特徴です。
軽いので手首の負担が少なく、長時間叩いても疲れにくい
シンバルのサスティン(余韻)がきれいに出る
繊細なゴーストノートやブラシワークに向いている

ジャズやポップス、吹奏楽をやっている方にはメイプルが合います。 逆にロックでガンガン叩くと折れやすいので注意してください。
ヒッコリーに比べると耐久性は低めなので、ハードヒッター向きではありません。 「軽さと音色の繊細さ」を重視する方に向いています。
メイプル ドラムスティック 5本の比較表
| モデル名 | メーカー | サイズ感 | 音の繊細さ(5段階) | 耐久性(5段階) |
|---|---|---|---|---|
| VIC-AH5A American Heritage | Vic Firth | 5A標準 | 4.5 | 3.5 |
| VIC-SD2 Bolero | Vic Firth | やや細め | 5.0 | 3.0 |
| RBM565LRW Rebound Balance | ProMark | 5A Long | 4.0 | 3.5 |
| M214-B | TAMA | 14mm標準 | 4.0 | 4.0 |
| LAZLZ5AMDG GREEN DIP | Zildjian | 5A標準 | 4.0 | 3.5 |
ドラムスティック メイプル おすすめランキング5選
第1位:Vic Firth VIC-AH5A American Heritage 5A メープル

メイプルスティックの定番中の定番です。 手に取った瞬間「軽っ!」と声が出るくらい、ヒッコリーとの差を感じます。
ジャズのコンボでライドシンバルを刻んでみたら、粒立ちがクリアで音がスッと抜けていく感じがしました。 ヒッコリーだと「ガシャン」となるところが「チーン」と鳴るイメージです。
正直、メイプル初めてなら迷わずこれを買えば大丈夫です。
Vic Firth VIC-AH5A American Heritage 5A メープル
メイプルスティックの大定番モデル
第2位:Vic Firth VIC-SD2 American Custom Maple Bolero

SD2 Boleroはやや細めのシャフトで、クラシックやオーケストラのスネア奏者にも使われているモデルです。 吹奏楽部の打楽器パートで見かけることも多いです。
細さのおかげでロールの粒がとても揃いやすく、ルーディメンツの練習がはかどります。 ただ、細い分パワーは出ないので、バンドで音量を出す場面だと力不足を感じます。

吹奏楽でスネアを担当している方にはかなりおすすめです。 ドラムセット用というよりスネア単体で使う方が本領発揮します。
Vic Firth VIC-SD2 American Custom Maple Bolero
クラシック・吹奏楽向けの細軸メイプル
第3位:ProMark RBM565LRW Maple Rebound Balance 5A Long メイプル

ProMarkのRebound Balanceシリーズは、名前の通りリバウンドのコントロールがしやすい設計です。 通常の5Aよりロングサイズなので、リーチが長い分だけシンバルに手が届きやすいです。
実際に振ってみると、重心がやや手元寄りでコントロールしやすいのが分かります。 ただ、ロングサイズに慣れていないと最初は振り回される感覚があるかもしれません。

普段5Aを使っていてもう少しリーチがほしい、という方にちょうどいいサイズ感です。 微妙な差なんですが、実際に叩くと違いが分かります。
ProMark RBM565LRW Maple Rebound Balance 5A Long メイプル
リバウンド重視のロングサイズメイプル
第4位:TAMA M214-B メイプル 14mm ボールチップ

TAMAのメイプルスティックは、ボールチップの丸い形状が特徴です。 打点による音のバラつきが少なく、安定した音色が出せます。
価格が1000円前後と安いので、メイプルを試してみたいけど高いのは手が出ない、という方の入門用に向いています。 ツヤ消し仕上げで手になじみやすいのも好印象でした。
安価で試しやすいTAMAのメイプル
第5位:Zildjian LAZLZ5AMDG Maple Series 5A GREEN DIP メイプル

グリーンのディップコーティングが目を引くZildjianのメイプルスティックです。 グリップ部分にコーティングがあるので、素手で握っても滑りにくいです。
開けてみたら鮮やかな緑色で、見た目のインパクトがすごいです。 ライブで使うと映えます。 音は標準的なメイプルの柔らかいトーンで、クセがなく使いやすいです。

見た目で選ぶのも全然アリです!! モチベーション上がるスティックって練習量も増えますからね。
ただ、ディップコーティングは使い込むと剥がれてきます。 見た目重視で選ぶなら消耗品と割り切って使うのがいいです。
Zildjian LAZLZ5AMDG Maple Series 5A GREEN DIP メイプル
グリーンのグリップコーティング付きメイプル
メイプルスティックを使うときのちょっとしたコツ
メイプルは柔らかい木材なので、ヒッコリーと同じ感覚で叩くと早く折れてしまうことがあります。

正直、メイプルの耐久性はヒッコリーの半分くらいと思っておいたほうがいいです。 でもあの軽さと音色を知ってしまうと戻れなくなりますよ。
メイプルと一緒に持っておくと安心なスティック
メイプルだけだと対応できない場面もあるので、ヒッコリーの5Aスティックを1ペア予備で持っておくのが理想です。
ジャズ、ポップス、アコースティック → メイプル
ロック、リハーサル、音量が必要な場面 → ヒッコリー
吹奏楽のスネア → メイプル(細軸がベスト)
2種類を使い分けるだけで、演奏の幅がかなり広がります。 メイプルの繊細な音に慣れると、ヒッコリーに持ち替えたときのパワー感にも改めて気づけます。
●横井宗孝楽器関連の製品を得意としたプロライターです。 今回はドラム講師とスティック専門店にリサーチして、メイプル素材のおすすめモデルを選びました。 読者目線でのわかりやすさを大切にしています。

