ロードセルのおすすめ5選!【2026年】

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ロードセルは、はかりや産業機器の中で重さや力を電気信号に変える小さな心臓のような部品です。
形やつなぎ方が多くて、選び方で迷う人が多い部品でもあります。
今回はA&Dの5機種を見ていきます。

この記事で紹介するロードセル5選

順位 商品名 画像 ポイント 購入
1位 A&D 小型シングルポイント LCB27-K010 A&D 小型シングルポイントロードセル LCB27-K010 小型のはかりに組み込みやすい Amazon楽天
2位 A&D S字タイプ LC1205-K020 A&D S字タイプ汎用型ロードセル LC1205-K020 吊り下げ計量で力を発揮 Amazon楽天
3位 A&D シングルポイント LC4102-K030 A&D シングルポイント型ロードセル LC4102-K030 計量皿のある装置に向く Amazon楽天
4位 A&D ボタン型USB対応 LCCU21N200 A&D ボタン型USB対応デジタルロードセル LCCU21N200 USB直結でパソコンに取り込める Amazon楽天
5位 A&D オールステンレスビーム型 LCM13K200 A&D オールステンレスビーム型ロードセル LCM13K200 水まわりや屋外でも使える Amazon楽天

ロードセルがどんな役目を持つ部品なのか

ロードセルは、加わった重さや力をひずみとして受け止め、それを電気の信号に変えて送り出す部品です。
はかりの中身を開けると、必ずと言っていいほどこの部品が入っています。

メーカーの担当者に話を聞くと、ロードセル選びでいちばん大事なのは、形と容量を実際の使い道に合わせることだそうです。
天板の上に物を載せて量るのか、フックで吊り下げて量るのかで、向いている形がまるで変わります。
容量も、量りたい重さに対して余裕を持たせすぎると細かい値が読みにくくなり、ギリギリにすると壊れやすくなります。

ロードセルは加わる力の向きで選ぶ部品です。上から押される圧縮、引っ張られる引張、その両方が混ざる使い方で、選ぶ形が分かれます。まず自分の装置でどの向きに力がかかるかを書き出してから機種を見比べると迷いません。
三崎君
三崎君
ロードセルは「重さを測る」より「どの向きの力をどれだけ受けるか」で選ぶ部品なんですよね。ここを最初に決めると一気にラクになります。

5機種を形状とつなぎ方で見比べる

ここからはA&Dの5機種を順番に見ていきます!
形と信号の出し方がそれぞれ違うので、まずは下の表でざっくり性格をつかんでください。

機種 形のタイプ 装置への組み込みやすさ 向いている使い道
LCB27-K010 小型シングルポイント ★★★★★ 小さな卓上はかり
LC1205-K020 S字タイプ ★★★★☆ 吊り下げて量る装置
LC4102-K030 シングルポイント ★★★★☆ 計量皿を載せる装置
LCCU21N200 ボタン型USB対応 ★★★☆☆ パソコンで記録したい現場
LCM13K200 ステンレスビーム ★★★★☆ 水や粉が飛ぶ現場
信号の出し方はアナログとデジタルで分かれます。アナログ型は別に変換器が必要になることが多く、USB対応のデジタル型はパソコンに直接つなげます。記録まで考えるなら、つなぎ方も最初に決めておくと部品の買い足しが減ります。

ロードセルのおすすめ5選

第1位 A&D 小型シングルポイントロードセル LCB27-K010

A&D 小型シングルポイントロードセル LCB27-K010

せまい場所に組み込みやすいのが、A&DのLCB27-K010です。
手のひらに乗る小型のシングルポイント型で、小さなはかりや装置の天板の下にすっきり収まります。
メーカーの担当者に聞くと、卓上の計量器や自動の計量機構に入れる相談でいちばん名前が挙がる定番だそうです。

シングルポイント型は荷重が天板のどこに乗っても値が安定するので、計量皿を載せる使い方と相性が良いです。
容量の選択肢はそれほど広くないので、重い荷物を量る装置にはこの後の機種が向きます。
小さな装置にまず1個組み込んでみたい人には、いちばん手を出しやすい入口になります。

ゆっこさん
ゆっこさん
小さな装置にロードセルを入れるのがはじめてなら、もうこれでいいじゃん!!と言いたくなる扱いやすさです。

第2位 A&D S字タイプ汎用型ロードセル LC1205-K020

A&D S字タイプ汎用型ロードセル LC1205-K020

物を吊り下げて量りたいなら、S字の形をしたLC1205-K020です。
上下にネジ穴があり、フックやワイヤーをつないでぶら下げる使い方にぴたりとはまります。
ホッパーやタンクを吊って中身の重さを見る現場で、よく組み込まれている形です。

S字型は引っ張る力にも押す力にも対応できるので、装置の設計に幅を持たせやすいのが扱っていて分かりました。
ただ、吊り下げの金具やつなぎ方を別に用意する必要があり、はじめての人には少し手間に感じられます。
天板に載せて量るだけなら、1位や3位のほうが組み込みは速いです。

第3位 A&D シングルポイント型ロードセル LC4102-K030

A&D シングルポイント型ロードセル LC4102-K030

計量皿を載せる装置をしっかり作りたいなら、LC4102-K030です。
1位より一回り大きく、台の上のどこに荷物が乗っても値がぶれにくいので、台ばかりのような装置の土台に向いています。
量れる重さの幅も広く取りやすく、装置の作り込みに余裕が出ます。

正直、小さな卓上のはかりに使うには大きすぎて、その場合は1位のほうが収まりが良いです。
ある程度の大きさの台ばかりや、箱の重さを量るラインに組み込むなら、この機種の安定感が効いてきます。
装置の規模が中くらいのときの、ちょうど良い受け皿になる1台です。

LC4102が向く装置
天板が広めの台ばかり、箱や部品をまとめて量るライン、計量皿の四隅に荷重がばらつく装置。荷物の置き場所が一定しない使い方ほど、シングルポイント型の値の安定が効いてきます。

第4位 A&D ボタン型USB対応デジタルロードセル LCCU21N200

A&D ボタン型USB対応デジタルロードセル LCCU21N200

量った値をそのままパソコンに残したいなら、ボタン型のLCCU21N200です。
押される力を受けるボタン型の形に、USBでの出力が組み合わさっていて、別の変換器をそろえなくてもパソコンに数字を取り込めます。
試験のデータを残したい現場で、配線がぐっと短くなります。

力の測定をして記録まで一気にやりたい人には、これ1個で話が早く進みます。
ただ、ボタン型は上からまっすぐ押される使い方が前提で、横向きの力や吊り下げには向きません。
値をパソコンに残す必要がない単純な計量なら、アナログ型のほうが安く収まります。

第5位 A&D オールステンレスビーム型ロードセル LCM13K200

A&D オールステンレスビーム型ロードセル LCM13K200

水や粉が飛ぶ現場でも気にせず使えるのが、オールステンレスのLCM13K200です。
全体がステンレスでできているので、洗浄のある食品まわりや、屋外に近い湿った場所でもサビに強く長く働いてくれます。
曲げビーム型なので、天板の下に渡して支える組み込み方とも合います。

正直、室内のきれいな環境で使うだけなら、ここまでの防サビは過剰に感じられるかもしれません。
それでも、水洗いや屋外に近い現場で1個目に選ぶ価値は十分にあります。
環境のきびしさで装置が早くダメになった経験がある人ほど、このステンレスのありがたみが分かります。

ロードセルを取り付けるときに気をつけたいこと

ロードセルは、選び方と同じくらい取り付け方で値の正しさが変わる部品です。
力がまっすぐ伝わらないと、いくら良い機種でも数字が安定しません。

取り付けで外せない3つ
力が斜めに入らないよう受け面を水平にする、固定するネジは指定の強さで均等に締める、ケーブルを引っ張らないよう余裕を持たせて固定する。この3つを守るだけで値のばらつきが目に見えて減ります。

力が斜めに入ると、ロードセルは重さ以外の成分まで拾ってしまい、数字が暴れます。
取り付けの受け面を水平に保ち、荷重がまっすぐ中心に乗るように作るのが値を安定させる近道です。
ケーブルを無理に曲げたり引っ張ったりすると、つなぎ目が傷んで信号が乱れるので、配線には少し余裕を残しておくと安心です。

三崎君
三崎君
ロードセルの値が安定しないという相談、原因の多くは機種ではなく取り付けの水平が出ていないことなんですよね。

ロードセルと合わせて用意したい周辺パーツ

ロードセルは単体では数字を見せてくれません。
信号を読み取って表示する部品や、固定するための金具をそろえて、はじめて装置として動きます。

アナログ型のロードセルには、信号を数字に変えて表示する計量インジケータが要ります。装置に固定するための取付金具やボルト、ケーブルを守る配線まわりの部材も一緒にそろえると、組み立てが一度で済みます。

とくにアナログ型を選ぶ場合は、表示用のインジケータをセットで考えておくと、あとから部品を買い足す手間が省けます。
取付金具は機種ごとにネジの位置が違うので、選んだロードセルの図面を見ながらそろえると合わせやすいです。
USB対応のデジタル型なら、パソコンとケーブルだけで数字が読めるので、周辺パーツはぐっと少なく済みます。

ロードセルは容量を超える力が加わると元に戻らない壊れ方をします。装置に想定外の重さや衝撃が乗る可能性があるなら、容量に少し余裕を持たせるか、ストッパーで力の上限を抑える造りにしておくと安心です。

ロードセルは、形と容量を使い道に合わせ、取り付けをていねいにすれば、長く正しい数字を返してくれる部品です。
今回のA&Dの5機種なら、卓上の小さなはかりから水まわりの現場まで、ほとんどの使い道をまかなえます。
自分の装置で力がどの向きに入るかを思い浮かべながら選んでみてください。

この記事を書いた人
横井宗孝●横井宗孝
計測機器や産業用パーツを得意とするプロライターです。今回は筆者がメーカー担当者への取材と、技術資料のリサーチをもとにロードセルをまとめました。読者目線でのわかりやすさを大切にしています。
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