配信を始めるときにまず悩むのがマイク選びです。 USBマイクならPCに挿すだけですぐ使えるので、機材に詳しくなくても大丈夫です。
配信用USBマイクで音質が変わるポイント
配信の音質はマイクで8割決まると言われています。 PC内蔵マイクやヘッドセットのマイクで配信していると、「声が遠い」「ザラザラしている」とリスナーに指摘された経験がある方も多いのではないかと思います。
USBマイクには大きく分けてコンデンサー型とダイナミック型の2種類があります。

正直、自分の部屋がどれくらいうるさいかで選ぶタイプが決まります。 静かな環境ならコンデンサー、生活音が入る部屋ならダイナミックが無難です。
配信で使えるUSBマイクのおすすめランキング5選
第1位:FIFINE T669 USBコンデンサーマイクセット

アームスタンド付きで5000円前後という驚きの価格です。 開封してアームを組み立てて、USBをPCに挿したら3分で配信準備ができました。
音質は値段の割にかなり良くて、OBS Studioで録音してみたら声がクリアに入っていて驚きました。 ゲイン調整ダイヤルが本体に付いているので、配信中に音量を微調整できるのも便利です。
控えめに言って神コスパです!!初めての配信マイクなら迷わずこれ!!
ただ、アームスタンドがやや華奢で、マイクの重さでジワジワ下がってくることがありました。 半年くらいで関節がゆるくなったので、長く使うなら別売りのしっかりしたアームに交換したほうがいいかもしれません。
FIFINE USBコンデンサーマイクセット アームスタンド付き T669
アームスタンド込みで5000円前後の高コスパセット
第2位:オーディオテクニカ AT2020USB-X

オーディオテクニカのAT2020シリーズは、プロの現場でも使われるAT2020のUSB版です。 マイクを箱から出した瞬間のずっしりとした重量感に「あ、これはモノが違うな」と感じました。
声を録ってみると、中低域の厚みがしっかり出ていて、男性の声がいい感じに太く聞こえます。 ヘッドホン端子が本体に付いているので、自分の声をリアルタイムで確認しながら配信できるのが便利です。
価格は1万5000円前後とUSBマイクの中ではやや高めですが、音質で妥協したくない方には間違いない選択肢です。 ただ、スタンドは別売りなので、その分の予算も見ておく必要があります。

FIFINEと比べると3倍くらいの値段ですが、音を比較すると差は歴然です。 予算に余裕があるなら最初からこっちを買うほうが後々満足できると思います。
オーディオテクニカ AT2020USB-X USBコンデンサーマイク
プロ仕様AT2020のUSB版で妥協なしの音質
第3位:MAONO PD100XS ダイナミックマイク

XLRとUSBの両方に対応しているダイナミックマイクです。 最初はUSBで使って、オーディオインターフェースを買ったらXLR接続に切り替えるという使い方ができます。
ダイナミック型なので周囲の雑音を拾いにくく、ゲーム配信中にキーボードをバチバチ叩いても、声だけがきれいに入っていました。
ぶっちゃけ、見た目がかなりカッコよくて所有欲も満たしてくれます。 デスクに置いてあるだけで「配信者っぽい」雰囲気が出ます。
ただ、ダイナミック型の特性上、マイクと口の距離が遠いと音量がガクッと落ちます。 アームスタンドで口元近くに設置するのが必須です。

将来的にXLR接続に移行する予定があるなら、最初からこのマイクを選んでおくと買い直しの手間が省けます。
MAONO XLR/USB ダイナミックマイク PD100XS
XLR/USB両対応で将来性のあるダイナミックマイク
第4位:FIFINE K651 USBダイナミックマイク

RGBライティング付きのダイナミックマイクです。 ゲーミングデスクの雰囲気に合わせてLEDカラーを変えられるので、見た目重視の方にはたまらないモデルです。
マイクミュートボタンがワンタッチで押せるので、配信中に急に家族に呼ばれたときもサッとミュートにできるのが地味に助かりました。
音質は値段を考えれば十分で、ゲーム実況のトーク配信には過不足ないレベルです。 ただ、歌配信やASMRのような繊細な音を求める用途には向いていません。 あくまでトーク向きのマイクです。

LEDは正直おまけ機能かなと思っていたんですが、Webカメラに映るとけっこう映えるんですよね。 見た目のテンションが上がるのは意外と大事です。
FIFINE USBダイナミックマイク RGBライティング K651
RGBライト搭載でゲーミングデスクに映える
第5位:HyperX QuadCast 2

ゲーミングブランドHyperXのコンデンサーマイクです。 4種類の指向性(ステレオ、無指向性、カーディオイド、双指向性)を切り替えられるので、ソロ配信からコラボ配信まで1台で対応できます。
本体上部をタッチするだけでミュートON/OFFが切り替わり、ミュート中は赤いLEDが消灯するので、配信中にミュート状態が一目でわかります。
価格は1万8000円前後と高めですが、マイク本体にショックマウント(振動を吸収する機構)が内蔵されているので、デスクの振動を拾いにくいです。
正直、このマイクの見た目がカッコよすぎて買った部分もあるのですが、音も見た目も両方とも文句なしでした。 ただ、本体がかなり大きいので、デスクの省スペース重視の方には向きません。
HyperX QuadCast 2 USBコンデンサーマイク
4つの指向性切替で配信スタイルを問わない万能モデル
配信用USBマイクの上手な設置と使いこなし
マイクを買っただけでは配信の音質は良くなりません。 設置方法で音質がかなり変わるので、いくつかコツを紹介します!
離れすぎると声が小さくなり、近すぎると「ポッ」というポップノイズが入ります。 拳1〜2個分の距離を意識してみてください。
「パ」「バ」「ブ」の発音で息がマイクに直撃すると、「ボフッ」という不快な音が入ります。 500円くらいで買えるポップフィルターを付けるだけで劇的に改善します。
OBS Studioの「ノイズゲート」と「ノイズ抑制」を有効にするだけで、環境音をかなりカットできます。 高いマイクを買わなくても、ソフト側の設定でかなり音質は改善されます。
配信スタイル別のUSBマイク比較表
| 商品名 | タイプ | 価格帯 | ゲーム実況向き | 歌配信向き | 配信映え度 |
|---|---|---|---|---|---|
| FIFINE T669 | コンデンサー | 5,000円前後 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ |
| AT2020USB-X | コンデンサー | 15,000円前後 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
| MAONO PD100XS | ダイナミック | 8,000円前後 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
| FIFINE K651 | ダイナミック | 7,000円前後 | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ |
| HyperX QuadCast 2 | コンデンサー | 18,000円前後 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |

ゲーム実況ならダイナミック型、歌や雑談配信ならコンデンサー型を選ぶのが基本です。 どちらか迷ったらMAONOのPD100XSが両方のいいとこ取りで使いやすいです。
配信環境をワンランクよくする周辺アイテム
マイク以外にもあるとグッと配信の質が上がるアイテムがあります。
●横井宗孝PC周辺機器や音楽機材を得意とするプロライターです。 楽器店や家電量販店のスタッフへのリサーチをもとに、読者目線でわかりやすく記事を執筆しています。 今回は配信者向けのマイク5機種について、販売店スタッフに売れ筋と返品傾向をヒアリングして筆者としてまとめました。


